土合駅の長い階段がつくる非日常空間
群馬と新潟を結ぶ路線の途中に、
ここは「日本一のモグラ駅」としても知られていて、
上り方面のホームは普通に地上にあるのですが、
この地下ホームから地上の改札まで行くには、
なぜ地下ホームができたのか?
もともと土合駅ができたのは1930年代。
当時は上りも下りも同じホームを使っていたそうです。
ところが時代が進み、上越線が複線化されるタイミングで、
ちょうどその頃は、土木技術も進化していたので、
その結果、
階段をのぼる時間もまたひとつの体験
地下ホームから駅舎までの移動は、
ホームを出てすぐに長く続く階段が現れ、
全長300メートル以上、思わず休憩したくなるかもしれません。
そしてもうひとがんばりして連絡通路を抜けると、
こうして合計486段を登りきって、
階段の数だけじゃなく、その空間の冷たさや静けさが、
ちょっとした冒険気分を味わいたい人にはぴったりのスポットかも
土合駅ってどこ?アクセス方法って複雑なの?
土合駅は群馬県の北部、自然が豊かなみなかみ町にある駅で、
観光スポットとしても知られている谷川岳のすぐ近くにあります。
車でのアクセスは意外とスムーズ
車で土合駅へ行くなら、関越自動車道を使うのが便利です。
最寄りのインターチェンジは「水上I.C」で、
大きな道標がいくつもあるので、
ドライブイン「谷川岳ドライブイン」
駐車場は駅のすぐそばにあり、
スペースも数台分あるので、
ちなみに、バスで向かうこともできるので、
↓
[土合駅・バス乗り換え案内|ナビタイム]
土合駅で味わったちょっと不気味な空間が好きな方には、群馬の「プラムの国」もおすすめです。
プラムの国
アクセス自体も小さな冒険みたいなもの
土合駅はただの通過点というより、
次第に空気が澄んできて、
階段の話ばかりが注目されがちですが、駅そのものの雰囲気や、
土合駅に一人で挑戦!果てしない階段と向き合った体験レポ
土合駅に向かう道のりは、
途中すれ違うのは、
駅舎の中に入ると、どこか昔の校舎みたいな雰囲気で、
入り口から下のホームまで進むのに、
土合駅の下りホームへと続く階段を見下ろすと、
最初の一歩を踏み出した時点で、想像以上の長さに「
壁にはところどころにコケのようなものが浮かんでいて、
歩くうちに、自分が何か別の存在になったような気さえしてきて、
この階段を毎日使っていたら、
ようやくホームにたどり着くと、
線路の奥はまっくらで、
脇にある休憩スペースには、
誰かの手書きの文字って、
ここからまた486段の階段を登っていくのかと思うと、
土合駅はいい運動になる異世界トンネル
土合駅は入ってすぐは古い校舎のようでしたが、
階段もとても長いのでいい運動になりましたし、
群馬のお出かけスポットの候補の1つに入れてみてください。
[2023年7月23日訪問]
土合駅での様子をYoutubeの動画でまとめてあるので雰囲気