皆さんは山の奥に突如現れる、巨大な白い手をご存じですか?
子ノ権現天龍寺というお寺の少し奥の方まで進むと、山の中に忽然と姿を現す不思議なオブジェだといいます。
こちらの記事では、徒歩でSNSなどで話題になっている巨大な白い手を探し、感じた感想などをお伝えします。
住所や電話番号、詳しいアクセス方法などもお伝えしているのでぜひ行ってみてください。
文章だけでなく、動画でも展示の様子をご紹介しています。
リンクは記事の最後に記載しています。
SNSで急拡散!山奥に現れた巨大な白い手とは

最近ネットで注目を集めているのが、埼玉県の山奥に突如として現れる「巨大な白い手」です。
見た目のインパクトが強烈で、まるでファンタジーの世界に迷い込んだような気持ちになります。
なにかのモニュメントかなと思って調べてみたら、場所は「子ノ権現」というお寺の境内とのことでした。
観光地というよりは、静かな山中にある神聖な空気の中にぽつんとたたずんでいるそうです。
サイズもかなり大きくて、大人が数人で囲めるほどの手のひらがどーんと鎮座していて驚かされます。
巨大な白い手が放つ異質な存在感と魅力
自然の景色の中に突如現れる人工物として、この「巨大な白い手」は異様な存在感を放っています。
美しい白さとリアルな手の形が、見慣れた形状なのにまったく見慣れない印象を与えてくるんです。
じっと見つめていると不思議な気分になって、「ちょっと現実感が薄れてくる」という人もいました。
実際に訪れた人の感想を読んでみると、「怖いけど魅かれる」「夢に出てきそう」という声もあります。
白昼なのに少し幻想的に感じる雰囲気が、逆にこの場所の静けさと調和しているようにも思えました。
訪れてみたいけど、少しだけ勇気がいる場所かも
現地に足を運んだ人の中には、霧がかかっていたことで幻想感が増していたという報告もあります。
山の中で突然現れる巨大な構造物に対し、不安よりも好奇心が勝ったという体験談も見つかりました。
写真で見るのと、実際その場に立つのとでは印象がまったく違うという声も多かったですね。
とはいえ怖い場所というわけではなく、知っておけば誰でも行ける観光スポットだと感じました。
好奇心をくすぐる「巨大な白い手」は、想像以上に静かな感動を与えてくれる存在かもしれません。
なぜそこに?山奥に置かれた巨大な白い手の理由

埼玉県の山奥にある「巨大な白い手」は、ただのアート作品ではなく、足腰の健康を願って奉納されたものだそうです。
この手が置かれているのは、子ノ権現天龍寺というお寺の境内で、古くから足腰の神様として知られている場所なんです。
実際、野球選手や競輪選手など、身体を使う職業の人たちが訪れることも多いらしく、信仰の対象としても大切にされています。
「巨大な白い手」は、見る人によっていろんな意味を持たせられるように、あえて説明しすぎない形で置かれているのも印象的です。
作品の背景にある芸術家の思い
この「巨大な白い手」を奉納したのは、山のふもとにアトリエを構える彫刻家の方なんだそうです。
その方が、もともと作品として制作していた「手」の彫刻を、寺の住職に相談したうえで奉納することになったという経緯がありました。
本当は本堂のそばに置きたかったらしいのですが、参拝の動線を邪魔しないように、現在の山中に設置されることになったそうです。
作品自体が祈りの象徴でもあり、芸術としての力もあるので、訪れる人たちに強く印象づけられるのかもしれませんね。
なぜ手だったのか?足腰の祈願とのつながり
足腰の神様の場所に「手」が奉納されているというのは、一見すると少し不思議に感じるかもしれません。
ですが、「手」は人を導く象徴でもあり、「支える」「伸ばす」といったイメージが込められているのではないかとも感じました。
作者自身も芸術家として手を使ってきたことから、深い意味を持つ作品だったんじゃないかなと思います。
巨大な白い手がただ目立つためにあるのではなく、そこに祈りや意味が込められていると知ると、見方も変わってきますよね。
この彫刻は、芸術と信仰が静かに交差する不思議な場所をつくっているように感じました。
強烈に印象に残るアートをもっと体験したい方には、新潟にある『夢の家』もおすすめです。
不安と美しさが入り混じる空間で、見て終わりじゃないアート体験が味わえます。
子ノ権現天龍寺にある巨大な白い手への行き方を解説

巨大な白い手を見に行こうと思ったら、まずは西武秩父線で西吾野駅を目指します。
そこから子ノ権現天龍寺の近くまでは歩いて6.8キロくらいあるので、ちょっとハードなハイキング気分です。
この距離感って、ディズニーランドを2周半するくらいの感じなので、時間には余裕を持って動いたほうがいいかもしれません。
子ノ権現天龍寺までは舗装された林道が通っているので、車でのアクセスもできますよ。
車で行く場合の注意点やポイント
子ノ権現天龍寺の近くまでは車で向かうことができ、県道395号線の北側ルートから行くのがおすすめです。
調べによると、北側ルートのほうが幅が広くて、安全に運転しやすいそうです。
ただし、山道に入る前にガソリンやトイレなどの準備は済ませておくと安心です。
子ノ権現天龍寺の住所は「埼玉県飯能市南461」で、ナビで入れるとあまり迷うことなくたどり着けるそうです。
ちなみに、電話番号は子ノ権現天龍寺のものしかなく「042-978-0050」です。
[子ノ権現天龍寺についてはこちら|じゃらん]
巨大な白い手は天龍寺の先にある?

子ノ権現天龍寺の本堂までは比較的歩きやすいのですが、そこから「巨大な白い手」までは徒歩でしか行くことは難しく、さらに奥に進む必要があります。
スニーカーや登山靴などしっかりした靴のほうが向いてるかもしれません。
急な坂道もあって足元が滑りやすい場所もあるので、体力に自信がない人はゆっくりペースで進みましょう。
巨大な白い手を間近で体感!そのときの空気と感情

子ノ権現を目指して山道を歩いていると、次第に空気の匂いが変わってきます。
都心から来たせいか、森に包まれると一気に空気が澄んで鼻の奥までスーッと通る感じがしました。
この日は晴れでしたけど、目的地が近づくにつれて白っぽいモヤがふわっとかかってきて、なんともいえない神秘的な雰囲気に包まれました。

山の中とは思えないほど見晴らしが良くて、晴れている日には東京スカイツリーまで見えることもあるみたいです。

目的の巨大な白い手は、子ノ権現天龍寺を通り過ぎて少し先に進んだ場所にあります。
舗装された道が終わると、竹の根っこが地面を這うような自然の遊歩道が広がっていました。
前日に新調したナイキのスニーカーを履いていたんですが、急な坂道にやられて靴がボロボロになってしまいました。

それでも歩みを進めると、木々の間からあの巨大な白い手が見えてきたんです。
思わず「やっと会えた」と呟きたくなるくらい、異様だけど目を奪われる存在感がありました。
遠くからその手を見たとき、何かを求めているような仕草に見えてちょっとドキッとしました。
そして近づくにつれて、なぜか「これは何かを伝えてるんじゃないか」っていう不思議な気持ちになったんです。
実はそのとき頭に浮かんできたのが、ローストアーモンドと炭酸の効いたドリンク。
よく考えたら、どちらも自分が今ほしかったものなんですよね。
つまりこの手は、見る人それぞれの心の奥にある願いや欲求を引き出すものなのかもしれないと、そんなふうに感じました。
巨大な白い手は自分の願いを引き出す不思議なオブジェ
今回は埼玉県飯能市にある子ノ権現天龍寺の奥に忽然と表れる巨大な白い手に行ってみた感想をお伝えしました。
巨大な白い手までの山道はかなり険しいので、足元に気を付けてハードなハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、子ノ権現天龍寺で足腰の健康を願い、森林で心も癒されに行ってみてください。
「2025年2月27日訪問」
巨大な白い手に行ったときの様子を撮影した動画もあるので、ぜひ合わせてご覧ください。
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