東京で開催の心霊写真の展示会「視える人には見える展」に行ってみた

B級スポット

2025.05.11

今回は、渋谷で開催されている話題の心霊写真展示イベント視える人には見える展に実際に足を運んできました。

この記事では、展示会の概要、会場の雰囲気、体験レポート、感想、アクセス方法などをまとめています。

心霊・スピリチュアル・B級スポットに興味がある方、東京で話題の展示会を探している方には参考になると思います。

記事内で紹介している訪問の様子は YouTube でも公開中です。

展示会のリアルな雰囲気を動画でチェックできます。記事の一番下に動画URLを記載しています!

視える人には見える展?東京の心霊写真の展示会

「視える人には見える展」は、東京渋谷にある築92年の古民家で開催されている心霊・霊視をテーマにした展示会です。

夕焼けの街中を撮影した画像

一見何も写っていないように見える写真ですが、視える人にはたくさんの存在が写っているとされており、それらの写真を霊視芸人として知られるシークエンスはやともさんと、霊能力者のMiyoshiさん監修の元、心霊写真やプロフィールと組み合わせて展示されています。

部屋ごとに展示方法が工夫されていて、鑑賞者が空間の中を巡りながら体験する形式になっており、まさに不思議な体験ができる体験型展示といえる内容です。

エリア別に分かれてる心霊写真の展示内容

東京にある展示会の会場内は大きく3つのエリアに分かれていました。写真の展示エリアも「廃墟」「樹海」「街中」といった場所ごとに分類されています。

廃墟

ここでは、廃墟で撮影された視える人には見える心霊写真が展示されています。

廃墟の写真が何枚も壁にかけてある

建物の一部が崩れていたり、草木に覆われた階段や誰もいない部屋など、時間が止まったような空間で撮られた写真ばかり。

見れば見るほど、そこに何かがいるのではと感じてしまうリアルな怖さがあります。

特に印象に残ったのは、階段を写した一枚。誰もいないはずなのに、写真の奥から何かがこちらを見ているような視線を感じてしまい、背筋がぞわっとしました。

この写真は「オレンジニットの姐御」と名付けられた霊の姿が写っているとされる写真です。

ショートヘアで鮮やかなオレンジの服を着た女性が階段の下に立っているように見えるというものです。

説明文によると、40歳前後で力強く、霊としては珍しいパワフルな雰囲気を持つ存在とのことでした。

とても印象的だったのは「この霊が自分が亡くなっていることにすら気づいていない可能性がある」という説明です。そのぼんやりとした存在感に、不気味さよりもどこか切なさを感じました。

樹海

このエリアは、古民家のお庭にあたる部分で樹海やパワースポットで撮影された、視える人には見える心霊写真が展示されています。

印象的だったのは「D-14 汚れエプロン」と名付けられた写真です。

林の中に佇む女性の姿が写っているのですが、前掛け(エプロン)がひどく汚れていて、その汚れの理由も不明とのこと。

説明によると、足元はスリッポンで、かなり年季の入った服装。

霊として不気味さよりも違和感の強さがあり、何かを訴えかけてくるような存在感でした。

すぐ隣に展示されていた「D-13」の写真では、建物の奥からギョロリとした目つきでこちらを見ているおじさんの顔が写っていて、まるで洗脳されたような印象を受けました。

まさに視える人には見えるという展示の真骨頂ともいえるエリアでした。

街中

こちらのエリアでは、街中で撮影された視える人には見える心霊写真が展示されています。

交差点や駅前ロータリーなど、誰もが一度は通ったことがあるような街角が写されており、日常と非日常が交錯する不思議な空間となっていました。

壁一面には無数の写真が貼られ、それぞれに黄色い丸印や説明がついており、どこに何が写っているのかをじっくり確認することができます。

展示の雰囲気はまさに調査資料室のようで、まるで事件の関連性を紐解いていくかのように、ロープでつながれた写真同士が不気味な連関を示していました。

何気なく歩いていた道にも、こんな存在がいるのかもしれない、そんなことを感じさせるエリアでした。

東京にある!アクセス情報・チケット料金

「視える人には見える展」は、東京都渋谷区にある並木橋OLDHAUS(オールドハウス)という築92年の古民家で開催されています。

  • 展示会開催場所:並木橋OLDHAUS
  • 住所:東京都渋谷区東1-26-32
  • 最寄駅:渋谷駅から徒歩約10分。明治通り方面に抜け、並木橋交差点を過ぎてすぐの場所です。
  • 開催期間:2025年5月24日(土)〜6月16日(月)
  • 営業時間:10:00〜19:30(最終入場は19:00)※最終日は15:00まで
  • 入場料:1,980円(税込)
  • 公式サイト視える人には見える展

※チケットは視える人には見える展の公式サイトで購入できます。

「視える人には見える展」は、当初2025年4月18日〜5月4日の開催予定でしたが、好評につき追加開催が決定。2025年5月24日(土)〜6月16日(月)の期間で、再び東京・渋谷にて体験することができます。

東京の心霊写真の展示会に行ってみた感想

今回は、とある方にご招待いただいたので、この東京にある視える人には見える展に足を運びました。

僕は霊感がまったくないタイプなので、行くまでは正直半信半疑だったんですが、いざ行ってみると予想を裏切られることに。

雰囲気や展示の工夫、体験型の演出も含めて、純粋に楽しかったというのが率直な感想です。

古民家特有の木材や畳のような、どこか懐かしいにおいや暗い照明と相まってこの写真もしかしたら視えるかもと思わされる写真が何枚もありました。

さらにこの展示会は、ただ写真を見て終わりではありません。

霊感のある人には、そこにいるはずのないものがはっきりと視えてしまうという写真。

写真を通して伝わる情緒や空気感もリアルで、自分の感覚そのものが試されるような、不思議な空間でした。

また、展示写真の多くには「どこに霊がいるのか」を示す目印が最初から描かれていないものもあり、自分でどこにいるのかな?とクイズ感覚で探す楽しさもありました。

怖いのに、なんだか心が静かになっていくような、そんな不思議な感覚が今も残っています。

さらに、展示されている心霊写真の多くには霊のプロフィールが添えられていて、名前や性格、背景などが詳しく説明されているのもとても印象的でした。

ただ怖がらせるだけでなく、写真の中にいる存在を一人の登場人物として捉えることができた点が、他の心霊系展示会とは違っていて印象に残りました。

心霊写真・展示会好きな人におすすめ!

この展示は、視えない世界に触れることで感覚や想像力を刺激されるような内容になっているので、心霊写真や体験型展示会に興味がある方だけでなく、日常にちょっとした非日常を取り入れたい人にもぴったりです。

  • 心霊・オカルト・スピリチュアルに興味がある方
  • 怖い話や心霊写真が好きな方
  • 見えない世界に触れてみたい方
  • シークエンスはやともさんやMiyoshiさんのファン
  • 一味違う東京の展示会イベントを探している方

一部を除いて写真・動画撮影も可能なので、展示の様子をSNSでシェアしたい人にもぴったりです。

感覚を試される不思議な展示会

「視える人には見える展」は、単なる心霊写真展示ではなく、来場者の感覚そのものを試されるような深い体験ができるイベントでした。

恐怖と神秘が同居する空間で、「視える人」には何が見えるのか自分自身の感性を確かめる意味でも、ぜひ一度訪れてみてください。

東京でちょっと特別な展示会を体験したい人には、間違いなくおすすめです。

あと帰りにお清めの塩をもらいました。「2025年4月17日に訪問」

訪問の様子は YouTube でも公開中です。

展示会のリアルな雰囲気を動画でチェックできます。