群馬県みなかみ町にあるプラムの国は、名前からは想像もつかないほどカオスな体験ができる、知る人ぞ知る手作りテーマパークです。
プラム狩りができる観光農園というのは入り口の顔で、中に入ると「本当にこれでいいのか!?」と目を疑うアトラクションが並びます。
特に有名なのが、園主さん手作りの「恐怖の洞窟」薄暗い中腰トンネルを進む、異世界のような空間です。
笑えるけど、なぜかめちゃくちゃ怖いという不思議な体験ができました。
今回は、そんなプラムの国に実際に足を運び、その魅力をたっぷりレポートします。
動画で見ると、臨場感がより伝わると思うので記事の末尾にあるURLからチェックしてみてください!
プラムの国とは?果物狩り+カオスな遊び場

「プラムの国」は、もともと果樹園としてスタートした施設です。
7月~8月ごろには、名前のとおりプラム狩りが楽しめるほか、りんご狩りなどの体験もあります。
ですが、実際に行ってみると「果物狩り」というよりは、B級スポット好きが大喜びする謎の手作りワンダーランドといった雰囲気。

園内には手作りの看板・遊具・ミニ動物園・奇妙なスポッチャが所せましと並んでいます。
そして、その中央に構えるのが「恐怖の洞窟」。
これを目当てに来る人もいるほどの名物です。
プラムの国の中の様子は?笑える手作り遊具と恐怖の洞窟

敷地内を歩いていると、まず目に飛び込んでくるのが、見たことのない不思議な遊具の数々です。
普通の公園にあるようなすべり台やブランコではなく、鉄筋を無理やり溶接したようなゴツゴツしたシーソーや、ガードレールをぐにゃっと曲げて作られた謎の遊具があちこちに置かれています。
なかでも目を引いたのが、物干しざおを折り曲げて作られた竹馬。手作り感がすごすぎて、もはや芸術作品です。

見た目は正直ちょっと謎なんですが、チープさが妙におもしろくて、SNS映えとは無縁ですが、つい見入ってしまいます。
どの遊具も、誰かが何かを再利用して作ったような素材ばかりで、設計図通りに作ったというより、思いつきと勢いで形にした感が全開でした。
整備された遊園地では絶対にお目にかかれない、カオスでクリエイティブな体験スペース。これがプラムの国の大きな魅力です。

そしてプラムの国で圧倒的なインパクトを放っているのが、「恐怖の洞窟」と名づけられた地下5メートルの手作りお化け屋敷です。
入口の手描き看板には「恐怖」の文字。
見るからに怪しげで、すでに空気がちょっと違います。

中に入ると、すぐに通路が狭くなり、中腰で進まないといけない構造でこれが意外とキツい。
しかも、照明はほとんどなく、足元も見づらいため、思った以上に緊張感があります。
どこかで見たような幽霊の写真が無造作に壁に貼られていたり、突然動き出す人形があったりと、手作りながらも本気で不気味な演出があちこちにありました。

また、「生き物がいるから触らないでください」と書かれた貼り紙も見かけました。その時は冗談かと思っていたのですが、なんと洞窟の中にコウモリが飛んでいました。
そして極めつけは洞窟の出口。

なんと、コンクリートの壁に無理やり穴をあけたような穴が出口になっていて、思わず「えっ、ここ出るの!?」と笑ってしまいました。
しかもその脇には、手書きで「衣服の汚れの気になる方は引き返して下さい」と書かれた、これまた理不尽な注意書きの看板が。
恐怖体験の余韻に浸るどころか、最後の最後で吹き出してしまうというオチつきです。
この雑さとシュールさの融合こそ、プラムの国らしさ。
怖がらせに全振りするわけでもなく、かといってふざけすぎてもいない。
その絶妙なB級バランスがクセになる場所です。
ちなみに、同じ群馬県には無料で楽しめる不思議なテーマパークとして話題の『こんにゃくパーク』もあります。こちらも一度行くとクセになるユニークなスポットでした。
プラムの国に行く前にアクセス・料金などの基本情報
プラムの国は、「群馬県利根郡みなかみ町新巻368-1」にあります。山あいに位置しているため、事前に場所を確認してから向かうのがおすすめです。
営業時間は基本的に9:00〜16:00で、プラム狩りのシーズン中(7〜8月)は17:00まで延長されます。
定休日は不定休ですが、プラム狩りのシーズン中は基本的に無休となっています。
天候や営業状況が変わることもあるため、心配な場合は事前に電話で確認しておくと安心です(電話番号:0278-64-1975)。
料金は時期によって異なります。
7〜8月のプラム狩りシーズン中は、大人1,000円、小学生以下700円。それ以外の時期は大人500円となっており、この料金には園内にある「恐怖の洞窟」の入場も含まれています。
アクセスは車が便利です。
関越自動車道「月夜野IC」から車でおよそ10分ほどで到着し、敷地内には駐車場も用意されています。
公共交通機関を利用する場合は、JR上越線「後閑駅」からバスに乗り、「今宿」バス停で下車。そこから徒歩約10分ほどでプラムの国に到着します。
※プラムの国に行くまでの公共交通機関の本数は少なめなので、車での訪問がスムーズです。
※プラムの国に行くまでの公共交通機関の本数は少なめなので、車での訪問がスムーズです。
プラムの国に行ってみた感想!不気味でクセになる体験
正直、行く前は「果樹園だし、まあそこそこかな」と思っていたのですが、想像を大きく裏切られました。
「プラムの国」は果物狩りのテーマパークというより、園主の趣味とセンスが大爆発した世界です。
特に「恐怖の洞窟」は、そのチープさと本気の怖さが絶妙で、今思い返しても笑ってしまうくらい印象に残っています。
子ども向けの遊具や動物コーナーもあるので、家族連れでも十分楽しめますが、大人が本気で遊びに行くB級スポットとしてもおすすめです。
どこか懐かしくて、どこか狂気じみた、だけど楽しい。そのカオスな魅力が詰まった「プラムの国」、群馬に行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
「2024年10月26日訪問」
映像で見るプラムの国もなかなか面白いので、よければこちらもどうぞ。
↓
[プラムの国|はらふみYOUTUBE動画リンク]


