今回は栃木県日光市にある、冒険者ギルド「猟奇館」に行ってきました。
こちらの記事では、ネタバレなしで猟奇館の内容や雰囲気、料金や営業情報をお伝えします。
実際に一人で入ってみてどうだったかなどもお話しするので、B級スポットが好きな方やいつもと違う遊びをしたい方などは読んでみてください。
記事の最後にYoutubeで投稿した動画も載せています。
こちらもネタバレなしなので、臨場感を体感してみてください。
日光の猟奇館って何する場所?冒険者ギルドの謎に迫る
猟奇館は日光エリアに登場した脱出ゲーム施設で、懐中電灯と指令書を持って館内を自由に探索する形式です。
訪れた人がそれぞれのレベルを選び、各部屋の中でヒントを見つけて進んでいくスタイルなんです。
館内にはいくつかの章があり、照明の色や空間の演出もそれぞれ異なるので、何度行っても飽きないかもしれません。
時間制限がないため、じっくり考えながら進められるのもポイントです。
「脅かしなし」で初めてでも安心して楽しめる

ゲームの途中で驚かされるような演出はありません。
そのため、肝試し気分は味わいつつも怖すぎることはなく、ほどよいスリルで集中できます。
赤の章では赤いライト、黒の章ではブラックライトが鍵となっていて、ライトの色ごとに異なる謎が仕掛けられています。
それぞれ観察力やひらめき力を求められますが、写真撮影などもOKなので情報を整理しながら進められます。
衛生面や休憩スペースもしっかりしていて安心

館内の雰囲気は少し薄暗いですが、トイレは扉付近以外は普通の設備ですし、冷暖房のきいた休憩室もあるので快適でした。
日光の他の観光スポットや自然と組み合わせて観光するのにもぴったりです。
とりっくあーとぴあと場所が近いため関連施設と誤解しやすいかもですが、運営はまったく別です。
日光観光で注目の猟奇館とは?所在地やチケット情報まとめ
猟奇館は、ふらっと立ち寄ってすぐに参加できるのが魅力なんです。
事前の予約は不要なので、日光観光の流れで立ち寄っても問題なしです。
コースごとに所要時間の目安はあるけど、制限時間はとくに決まっていません。
混雑していなければ待ち時間もなく、すぐにゲームスタートできます。
入場料金はリーズナブルでファミリーにもおすすめ

料金はとっても良心的で、大人や高校生は700円〜で小中学生は500円〜となっていますが一部コースは金額が変わります。
・音の章(中級者 level3)大人と高校生900円・小中学生700円
・光の章(中級者 level4)大人と高校生900円・小中学生700円
・魔女の章(上級者 level5)大人と高校生1100円・小中学生900円
一人でもグループでも参加しやすいし、家族連れにもぴったりです。
この価格で一棟まるごと探索できるのは、なかなかない体験だと思います。
アクセスと営業情報はしっかりチェックしておこう
猟奇館の住所は、栃木県日光市小佐越7-205です。
周辺には「とりっくあーとぴあ」「3D迷路恐竜館」「巨大迷路パラディアム」「日光江戸村」などの観光施設もあり、車でもアクセスしやすいエリアになっています。
営業時間は9:00〜17:00と案内されていますが、日によって変動することもあると公式サイトに書かれていました。
また、定休日も決まっていないので、行く前に必ず猟奇館の公式サイトを確認してください。
「猟奇館の公式サイト」
ちなみに、猟奇館とはまた違った恐怖を味わえる場所として、群馬にある「館林お化け屋敷」もおすすめです。
館林お化け屋敷
日光の猟奇館にソロで潜入!冒険者ギルドの体験ってどんな感じ?

日光の猟奇館に到着すると、自然豊かに木々が生えているところにポツンと建物があり、「冒険者ギルド」の旗が堂々と立てられていて心をくすぐりました。
今回は赤いライトを使って建物の中から脱出する赤の章に挑戦です。
この赤いライトを使い、暗証番号をどこかで知る必要があるみたいです。
赤いライトは懐中電灯よりも小さくつくられており、ボタンの押す回数によって光り方が変わる仕組みになっています。
中に入ってみると想像以上に真っ暗で赤いライトがないと見えないところもあります。
建物は一見して日本風寄りだったのですが、壁が装飾されていたりかかっているBGMから洋館のような雰囲気になっています。

お風呂場や洗面台はところどころ黒かったり、「助けて」のペイントや「keep out」のテープが施されています。
ちょっと不安な印象はあるものの、風呂のフタ一枚とっても「これにヒントがあるのじゃないか?」とギルドの世界に夢中になれました。
いたるところに人物の写真が貼られているのですが、向きが横だったり何か文字が書かれていたりなど、謎要素が多く含まれています。
キッチンに入ると本物のガスコンロが置かれていて、リアルな置物があったり、リビングには果物のレプリカ以外にも虫のレプリカが置かれているので少し驚きました。
予想所要時間を超えてチャレンジする人もいることから、ゆっくりと快適に集めた脱出ゲームのヒントをまとめられるよう配慮されているんだと思います。
そしてこちらが大浴場と書かれたエリアなのですが、洗面台は一人が使えるくらいの広さだったのですが、浴室がとんでもなく大きい。
軽く大人4人はゆっくり浸かれるんじゃないかというレベルの広さですが、なぜか花が花瓶に入れてあり草が生い茂ったような装飾が施されています。
実はこの大浴場もう一つあったので、もともと旅館だったのかな?と後になって調べてみたのですが、詳しい情報はありませんでした。
謎が多いのも猟奇館の魅力ですね。

子供部屋に入ると見たことある、有名な「のんびりしたクマのぬいぐるみ」や黄色いクマのぬいぐるみなどがランダム置かれているのですが、部屋の照明と相まって不気味さを感じました。
猟奇館は2階建てになっているので上にも脱出するためのヒントを探しに行きます。
ずっとホラー要素のあるものを見てきたのですが、忽然と金銀財宝があったり、何かのお祈りをするような部屋もありました。
館内すべてを見て回っていると他のコースの情報も重なり膨大になるので、「この絵はなにかのヒントじゃないか?」と進みながら考え、必要そうな情報はスマホのメモに保存して解読します。

1時間ほどかけて、どうにか建物の外側に出ることができました。
猟奇館はコスパ抜群の冒険できるスポット
猟奇館での脱出ゲームは優しいものを選んだものの、中の装飾がリアルで見入ってしまったのもあり想定時間を過ぎてしまいましたが、充実して楽しむことができました。
家族連れでも、協力し合って刺激のある遊びがしたいなら猟奇館はおすすめのスポットです。
難易度も種類も豊富なので、また遊びに行きたいと思います。
[2024年6月20日訪問]
Youtube動画でも紹介しているので、こちらからご視聴ください。