この記事では、千葉県市川市にあるサイゼリヤの発祥地「
昔の手書きメニューや、初期のミラノ風ドリア、
現地でしか味わえない空気感とともに、
サイゼリヤの安い理由とは?一号店から見える企業の哲学
サイゼリヤの1号店がオープンしたのは1968年7月のことです。
場所は千葉県市川市の八幡というエリアで、
駅から歩いて4分ほどの、いわゆる「目立つ場所」ではなくて、
大通り沿いでもなく、華やかなビルの中でもなくて、
小さなお店から広がったサイゼリヤの世界
当時のサイゼリヤ1号店は、
ですが、このこぢんまりとした場所から、
店を立ち上げたのは、創業者の正垣泰彦さん。
「イタリア料理をもっと身近に」という思いから、
サイゼリヤがなぜ安いのか、その答えは、
今は教育施設として、新たな役割を持つ一号店
サイゼリヤ1号店は、実はすでに通常の営業は終わっています。
2000年に店舗としての役割は幕を閉じましたが、
しかも、ただ保存されているわけではなく、今では「
運営は地元の中小企業団体が担っていて、
サイゼリヤの企業理念がどれだけ大切にされているのかが伝わって
実際に現地を訪れると、
その空間には、サイゼリヤの安い理由を支える「志」
安い理由に通じる原点!サイゼリヤ一号店の基本情報まとめ
場所はJR本八幡駅の北口から歩いて3分ほどのところで、
知らないと通り過ぎてしまいそうな小さなビルの2階で、
完全予約制なので注意が必要
この記念館は一般公開されていないため、
開いているのは原則として日曜日だけで、
入館料は無料ですが、
サイゼリヤのように、チェーン店でありながら唯一無二の魅力を放つスポットは、実は他にもあります。
たとえば、富山県にあるスターバックスは世界一美しいスタバとで話題になっています。
世界一美しいスタバ
安い理由が肌でわかる?サイゼリヤ一号店を一人で訪問した記録
今回は運良く、展覧会イベントの日に見学することができました。
建物に入ってすぐ、2階へと続く階段があります。
その壁には、創業当時の貴重な写真がずらりと並んでいました。
手書きのメニュー、開業当初の内装の様子、
まるで昭和のレストランへタイムスリップしたような感覚になるの
2階のスペースは、広さでいえば今のサイゼの1ブロック程度。
厨房もカウンターもかなり小ぢんまりとしていて、
でもこの空間こそが、サイゼリヤ1号店。
ここからあの定番メニューたちが生まれたと思うと、
注目なのは、当時のメニューの中におしんこが販売されていたこと。
今では想像がつかないようなラインナップですが、
初登場のミラノ風ドリアが480円と、
このあたりに、今の「サイゼリヤが安い理由」
ワインボトルやデカンタの展示もあり、
展示は静かですが、どれも情報量が多くて見ごたえがあります。
サイゼリヤの歩みをたどる年表や、
予約制での公開ですが、
ただのファミレスじゃないんだなと、
長い期間守り続けられているサイゼリヤ1号店
サイゼリヤ1号店は、
普段はシャッターが閉まっていますが、予約すれば見学も可能で、
小さなフロアや手書きメニュー、昔の写真を見ていると、
「安い理由」は単なる価格戦略じゃなくて、
ファンの方はもちろん、ちょっと気になっていた方も、
「2024年10月14日訪問」