のどかな大自然が広がる群馬県伊香保グリーン牧場。
たくさんの動物たちとふれあえる素敵な場所として知られていますが、今回ぼくが注目したのは、入り口のすぐ近くにある、どこか懐かしい雰囲気をまとったゲームコーナーです。
90年代を中心としたレトロな筐体がずらりと並んでいて子どもの頃に見たことがあるような、あるいはここでしか出会えないような、ノスタルジックな世界が広がっていました。
記事の最後には動画URLも掲載しているので、映像でもチェックしてみてください!
「伊香保グリーン牧場」のレトロなゲームセンター

伊香保グリーン牧場は、群馬県を代表する体験型の牧場として長年多くの人々に親しまれてきました。
入場料金1800円を支払って中に入ると、目の前に広がるのは緑豊かな大自然。
そんな自然豊かな牧場の入り口近くに佇んでいるのが、今回ご紹介するゲームセンター「こども遊園地」です。

「なぜ大自然の牧場に、これほど多くのレトロゲームがあるんだろう?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
実はここにある遊具の多くは、平成初期のファミリーレジャーの全盛期に、子どもたちが自然とふれあう合間の楽しみとして設置されたものです。
さらに、時代の流れとともに全国のデパートの屋上遊園地が次々と姿を消していくなか、こちらでは当時活躍していた貴重なアトラクションや100円のコイン式遊具たちを廃棄せず、大切にメンテナンスしながら動かし続けてきました。
その結果、なんと60種類以上のコイン式アトラクションやゲームが今も現役で稼働する、全国的にも大変貴重な場所となっています。
伊香保グリーン牧場のゲームセンター「こども遊園地」
伊香保グリーン牧場の入場券を購入し、いきなりゲームセンター「こども遊園地」へ直行!
ゲームセンターは、大自然のなかで楽しめる屋外エリアと、懐かしい名機たちがぎっしり詰まった屋内エリアに分かれています。
それぞれのエリアに分けて「こども遊園地」魅力をレポートしていきます。
伊香保グリーン牧場の屋外ゲームセンター

まず屋外の広場に並んでいるのは、どこか見覚えがあるけれどちょっぴり不思議な乗り物たちです。
経年変化で少しサビが出ている色合いの遊具も多く、なんとも言えない味わい深い雰囲気を醸し出しています。

入口にはなぜか耳が生えているアンパンマンがいたり、そのすぐ隣には、どこにでもいそうなリアルなゴリラとアンパンマンがセットになったアトラクションが置かれていたりとシュールな感じに。
そして、その少しチグハグな光景をじっと見守っているのは、その名も「ゴリラ組のディレクターゴリラ君」。

レトロな景観を壊さないように配慮されているのか、電気設備にはカバー付きのミニチュアのものが使われていたりと、細かいところまで眺めているだけで楽しくなってきます。
ほとんどのゲームやアトラクションが100円で利用できる中、大人が乗れるものもたくさん用意されていました。

奥には水流で回るライドアトラクションがあったのですが、こちらは日本で作られたものなのでしょうか。
あまり見かけない珍しいタイプです。
本当は乗ってみたかったのですが、「子供2人まで」と書かれていて大人はお断りの様子。
色あせた伊勢海老やマグロ、鯛のデザインがとてもいい味を出していただけに、乗れなくて少し残念でした。

そこで、お隣にあった1997年にナムコから登場した「くるくるゴジラメリー」に乗ってみることにしました。
これはゴジラやキングギドラ、モスラの幼虫の背中に乗れるという、ファンにはたまらないメリーゴーランドです。

さらに、1994年製のセガの「3丁目のタマ ワクワクタマ&フレンズ」も発見。
残念ながら画面は映らないようでしたが、100円を入れれば今でも当時の懐かしい音楽を聴くことができます。
また、トーマスや新幹線といった列車系のアトラクションも充実していて、こちらは200円から300円ほどで楽しめます。

ぼくは初期のちびまる子ちゃんたちのイラストが描かれた「ドクターイエロー」の列車に乗ってみました。
よく見ると、登場キャラクターの丸尾君ががっつり看板に巻き込まれるような形になっていて、かなりシュールな感じに。
周りにお父さんお母さんやちびっこたちがいたら、大人1人でこれに乗るのは普通に恥ずかしいので、誰もいないタイミングを見計らって乗りました。
すごくノスタルジックな気分に。
伊香保グリーン牧場の屋内ゲームセンター

続いて屋内のゲームセンターエリアへ移動すると、さらに濃密なレトロ空間が待っていました。
90年代を中心としたゲーム筐体が集まっていて、モーリーファンタジー世代のぼくからすると、初めて見る知らないゲームばかりで感動します。

まずは1993年製のナムコの「うて!うて!ゴジラ」というゲームに初挑戦してみました。
ゴジラの口にボールを入れるゲームなのですが、なんと初めてながら6点をもぎ取ることができ、無事に景品をゲット!
今でもちゃんと機械の中に景品が補充されているのが本当にすごいです。
ちなみに、人気アニメのストラップがもらえました。

周囲を見渡すと、他にも貴重なゲームが眠っています。
1994年リリースの「ゴジラウォーズ」や、大きな「黒ひげ危機一発」のゲームも置かれていましたが、残念ながら現在は稼働していませんでした。

さらに、音楽ゲームの定番「太鼓の達人」はなんと「14」のバージョンで時が止まっていました。
こういうレトロな場所に来ると、だいたい14あたりで止まっていることが多いですよね。
当時の最新曲リストを見ると懐かしい曲が入っていて、ぼくも久しぶりに叩きたくなってしまいました。

他にも、1992年にナムコから登場した「ボタン早押し選手権」という珍しい対戦ゲームや、吹き上がるボールを掴んでブタの口へと放り込む「掴んでポン」というゲームに挑戦しました。
この「掴んでポン」がなかなかの曲者で、一番上の穴に入れようとすると腕の長さが全然足りず、一番下の穴に入れようとすると、人間の関節の限界を超えたような不思議な動きを要求されます。
途中で「これ、絶対に1人でやるやつじゃないな」と気づくことに。

最後に、1996年リリースの「ポコにゃんのジャンボフレンド」というスロットゲームを遊びました。
ポコにゃんはドラえもんと同じ藤子・F・不二雄先生の作品で、かつてNHK教育でも放送されていた懐かしいキャラクターです。
気がつけば、このゲームセンターだけで1000円以上も使ってしまっていました。
楽しすぎてついつい夢中になってしまいましたが、このままだとお昼ご飯に予定していた山田のパンチ定食が食べられなくなってしまうかも。
本場の迫力に大興奮!「伊香保グリーン牧場」のシープドッグショー

ゲームセンターを満喫した後は、牧場の名物である「シープドッグショー」にも足を運びました。
1日に2回だけ開催されるこのショーは、ゲームセンターから少し距離があるので走って向かいました。

SHEEP DOG SHOWの大きな看板の奥から、何十頭もの羊たちが犬に追われて勢いよく走ってきます。
まるで映画のワンシーンを見ているよう。
会場には不思議な笛の音が響いており、ニュージーランドの羊飼いの方々も実際に使っている犬笛なのだそうです。
この犬笛を使って牧羊犬に指示をだしているんだとか。

ショーの後は羊たちとのふれあいタイムもあり、もっさりした毛並みの羊たちに触れて癒やされました。
丸がりヘアやもっさりヘアなど、いろんな髪型の羊がいて、僕のザンギリ頭と見比べながら楽しく過ごしました。
まるで最高の映画を見終えて外に出たときのような、とても晴れやかな気持ちになれるショーでした。
お出かけ前にチェック!「伊香保グリーン牧場」へのアクセス情報

場所は群馬県渋川市金井にあり、車で向かう場合は関越自動車道の渋川伊香保インターチェンジから約15分と、遠方からでもアクセスしやすい立地です。
公共交通機関を利用する場合は、JR上越線の渋川駅から伊香保温泉行きの関越交通バスに乗って約15分、「グリーン牧場前」で下車すると目の前が目的地になります。
営業時間は通常午前9時から午後4時30分までとなっており(冬季は変更の可能性あり)、定休日は1月や2月の冬季に指定の休館日がありますが、基本的にはシーズンを通して楽しむことができます。
入場料は大人1800円で、場内では馬に乗って歩ける専用通路や、おやつをあげる体験なども用意されています。
周辺には有名な伊香保温泉街もあるので、観光や温泉旅行のついでに立ち寄るのもおすすめです。
また、群馬県内には他にもちょっと変わった面白いスポットや、ついつい長居したくなるような素敵な場所がたくさんあります。
ぼくが以前に探検したこちらの群馬のスポットも、ぜひあわせてチェックしてみてください!


あの頃の遊び場に出会える「伊香保グリーン牧場」のまとめ

伊香保グリーン牧場といったら、どうしても動物たちとふれあえる体験型牧場を注目しがちですが、大自然に囲まれた中で、90年代のドリームコア感あふれるゲームセンターを楽しむのもまた良いものです。
ぼくは当時のゲーム機をリアルタイムで知らない世代でしたが、それでも本当に新鮮で心から楽しめましたし、大迫力のシープドッグショーも含めて、緑豊かな大自然の中で心がすごく癒されました。
みなさんも群馬を訪れた際は、ぜひこのレトロな魅力にあふれた場所を体感してみてください。
「2026年5月20日訪問」
今回の散策の様子は、YouTube動画でも詳しくご紹介しています。
ぜひ以下の動画からチェックしてみてください!


