今回は山口県を代表する観光地、秋吉台サファリランドに足を運んできました。
大自然の中で動物たちとふれあえるサファリゾーンが有名ですが、その敷地内には入園無料で楽しめるレトロな遊園地エリアが併設されているんです。
今回は新山口駅からローカルバスにのんびり揺られ、長年愛され続けているこのレトロで温かみのある遊園地を探索してきました。
一部のファンの間で名作と名高いダークライド「謎の地底探検」への潜入から、味わい深いゲームコーナーとふれあい広場への散策、そしてアクセス方法までをご紹介します。
記事の最後には動画URLも掲載しているので、映像でもチェックしてみてください!
秋吉台サファリランドの遊園地の歴史と懐かしい空気感

秋吉台サファリランドは、山口県内の観光を盛り上げる目的で1977年(昭和52年)に誕生しました。
サファリパークと遊園地が一体となったレジャー施設として、長年にわたり多くの家族連れを楽しませてきた歴史あるスポットです。

園内の遊園地エリアは嬉しいことに入園無料で、当時から変わらない懐かしい空気を今に伝えています。
平日は自分のペースでのんびりと散策できるのが大きな魅力でアトラクションの駆動音や豊かな自然の環境音に耳を傾けながら、大人が一人で歩いてリラックスするのにもぴったりの癒やし空間になっています。
「謎の地底探検」と秋吉台サファリランドの遊園地の内部レポート

早速、秋吉台サファリランドの遊園地を散策していきます。
入り口の看板を見ると、現在稼働しているメインアトラクションは6種類あることがわかります。
秋吉台サファリランドの遊園地に並ぶ小さなレトロ筐体たち

園内を歩いていて目にとまるのが、アンパンマンや怪獣をモチーフにした小さなレトロな筐体がたくさん並んでいる光景です。
こういったレトロな遊園地にある屋外の小さな乗り物は、画面がつかなかったり動かなかったりすることも多いのですが、ここはどれもしっかりとメンテナンスされていて状態が非常に良いんです。

大自然の中で静かに佇む筐体たちを眺めているだけでも、味わい深いものがあります。

アトラクションの切符を買おうと券売機に目を向けると、ボタンの周りには剝がれかけたアトラクションの写真や手作りの案内がずらりと貼り付けられています。
こうした細かなところにも、手作り感あふれるローカルな遊園地の良さがしっかりと残っていました。
恐竜やマンモスも出現!メインアトラクション「謎の地底探検」へ

今回のお目当ては、1回300円で乗れる「謎の地底探検」です。
このアトラクションの前に立つと、まずそのレトロでありながらも壮大な見た目に圧倒されます。
まるで巨大な岩山をそのままドーンと置いたような無骨なファサードに、黄色くて巨大な「謎の地底探検」という文字が。

そして、実際に乗り込むライドの姿もたまりません。
トロッコのような形をしており、正面には丸太の年輪が大きく描かれています。
縁の錆びた金属の質感や、少し色褪せたオレンジ色のシートなど、長年の探検をくぐり抜けてきたような見事なエイジングっぷりです。
乗り場の背景にも遺跡風の壁や、目が黄色く光る謎の石像が並んでいて、出発前から本格的な冒険の始まりの予感。

さっそくこのトロッコに乗り込んで出発です!
実はこのアトラクション、ただ地底を進むだけではなく「地底の国で光る希望の仮面に出会うと3つの願いが叶う」という、しっかりとしたストーリーが用意されているんです。
こういったレトロなライドは1分半程度で終わることが多いのですが、所要時間なんと3分以上。

ライドが進んでいくと、内部には外観の壮大さに負けない本格的な古代の遺跡が姿を現します。

巨大なマンモスのアニマトロニクスが上下にダイナミックに動いたり、大迫力の恐竜が待ち構えていたりと、予想外の展開が次々と飛び出してくるんです。
さらに内部にはBGMが一切なく、暗闇の中に響き渡るのはライドの駆動音だけ。
この静けさと機械音が、本当の洞窟を進んでいるような緊張感を引き立ててくれます。

そして一番最後のクライマックスで待ち受けているのは、大量の骨が散乱する中でこちらを威嚇する巨大な蛇です!

さらにその先には、ブラックライトに照らされて光る色鮮やかで謎めいた仮面やキャラクターたちが浮かび上がる不思議な空間へと突入します。
かつては本物のコウモリが飛び交っていたという噂があるほど臨場感たっぷりなアトラクション、300円でこれだけ見ごたえのある世界観を楽しめるのは素晴らしいクオリティです。

また、この謎の地底探検のすぐ横には、かつて「蘇りの洞窟」という名前のお化け屋敷があった入り口も残っています。
今はもう体験できませんが、きっと謎の地底探検にストーリーがつながるような素敵なアトラクションだったんでしょうね。
こういったレトロなダークライドがお好きな方はこちらの2つの記事もチェックしてみてください!


音楽と横揺れがクセになる!秋吉台サファリランドの遊園地をモノレールで見渡す

謎の地底探検に次いで個人的におすすめしたいレトロアトラクションが、園内を高いところから見渡せる1回400円のモノレールです。
実際に乗り込むライドは、パンダやゾウなどの動物が描かれた可愛らしい円形のゴンドラですが、塗装が剥がれかけているところにも見事なレトロ感が漂っています。

乗車中はなんとも味のあるのどかな音楽が流れており、ガタガタという独特の横揺れと合わさって、ずっと乗っていたくなるようなクセになるアトラクションです。
そして、のんびり揺られている途中で一番テンションが上がったのが、あの「謎の地底探検」の裏側が見えることです。

表側の堂々とした岩山とは打って変わって、裏側はむき出しのプレハブ小屋になっており、そのギャップがすごくいい。

さらにコースを進んでいくと、なぜか線路脇の草むらの中にポツンと置かれた謎の黄色い筐体まで見下ろすことができるんです。
こういったちょっとシュールな光景をのんびりと上から眺められるのも、このモノレールならではの面白さです。
秋吉台サファリランドの遊園地にあるレトロなゲームコーナー

続いて向かったゲームコーナーも必見です。
パステルブルーの可愛らしい壁にむき出しの鉄骨、手書き風の謎のキャラクター、そしてなぜか四方八方に設置された非常口の看板。
どこかドリームコア感があります。

店内を見渡すと、ひときわ目を引くのが太鼓の達人14の筐体です。
バージョンが前のままになっているレトロゲームセンターあるあるに、思わずグッときてしまいます。

見覚えのある手描きのアラレちゃんの姿に懐かしい筐体、この場所にいると幼少期の記憶を絶妙に刺激してくれます。

さらに、このゲームコーナーの右側にはお食事処が併設されています。
ぼくが訪れた日はお休みだったのですが、ここでは「激ウマのそば」が食べられるそうです。
レトロなゲームの電子音を聞きながら美味しいお蕎麦をすするなんて、なんとも味わい深いシチュエーションですよね。
次回訪れた時には絶対に食べてみたいです。
ふれあい広場へ!秋吉台サファリランドの遊園地から繋がる癒やしエリア

嬉しいことに、遊園地エリアはそのまま動物たちと直接出会える「ふれあい広場」へと繋がっています。
ふれあい広場の入場料金は大人1,500円、子ども1,000円で入場可能です。

道中には「バッタの丘」があってバッタを捕まえられたり、キリンにエサやりができたりと、自然豊かな散策を楽しめます。

最近は新エリアとして「猫村」ができたと聞いて楽しみにしていたのですが、到着した時はちょうどお昼の休憩中でした。
午後は14時からの再開とのことでしたが、このあとの帰りのローカルバスの時間が迫っていたため今回は見送ることに。

それでも、立派なホワイトタイガーの姿をしっかり拝むことができ、遊園地のレトロな魅力から動物たちとのふれあいまで、大満足の探検となりました。
ローカルバスでのんびり!秋吉台サファリランドの遊園地へのアクセス情報

魅力たっぷりの秋吉台サファリランドの遊園地ですが、公共交通機関で訪れる場合は事前のスケジュール管理がポイントになります。
住所は山口県美祢市。車の場合は小郡萩道路の絵堂ICから約3分で到着し、800台分の無料駐車場も完備されています。

一方で、ぼくのように新山口駅から防長バスを利用する場合、まずは新山口駅から秋芳洞バスセンターへ向かい、そこからサファリランド方面行きのバスへ乗り継ぐ行程となります。
行きは新山口駅を11:00発のバスに乗り、秋芳洞を経由して12:15にサファリランドへ到着。

帰りはサファリランド前バス停から14:00のバスに乗り、14:25に秋芳洞のバスターミナルへ移動しました。
次に乗る新山口駅行きのバスは15:10発なので、待合室でゆっくりと待ちました。
午前と午後を合わせて1日数本の運行となっているため、事前に時刻表をしっかり確認しておくのがおすすめです。
バスで行くとなると現地での滞在時間は2時間ほどになります。
秋吉台サファリランドの遊園地は見どころが満載

今回は、長年愛され続ける秋吉台サファリランドの遊園地エリアと、謎の地底探検の魅力をお届けしました。
全国を見渡してみると、群馬サファリパークにあった遊園地のように、サファリパークに併設されたレトロな遊園地は年々その姿を消しつつあります。
だからこそ、こうして当時の雰囲気を残したまま大切に営業されている遊園地を見ると、たまらない嬉しさがこみ上げてきます。
手入れされたレトロな設備や、300円とは思えない大ボリュームのライド、ぜひ一度この貴重な空間を味わってみてください。
「2026年8月14日訪問」
園内のレトロな雰囲気はYoutubeでもご紹介してますので、ぜひチェックしてみてください


