瀬戸内海に浮かぶ美しすぎる猫島!男木島観光で巡る絶景と不思議アートの旅

猫 四国

青い海と空が広がる瀬戸内海に、山の斜面に沿って家々がウロコのように連なる美しい離島、男木島があります。

香川県の高松港からフェリーに揺られて気軽にアクセスできるこの島は、のんびりと暮らす自由な猫たちに出会える猫島として、そして島中にユニークな現代アートが展示してあるアートの島として多くの人を惹きつけています。

今回はそんな素敵な離島・男木島に足を運んできました!

記事の最後には動画URLも掲載しているので、映像でもチェックしてみてください!

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ウロコ状の街並みと現代アートが溶け合う!男木島観光の前に知りたい歴史

船から見た男木島

男木島は、香川県高松市の沖合、高松港から北へ約10キロメートルの瀬戸内海に浮かぶ周囲約5キロメートルの小さな島です。

すぐ隣に浮かぶ女木島と合わせて、古くから雌雄島と呼ばれてきました。

フェリーで島に近づくとまず目に飛び込んでくるのが、山の急な斜面に石垣を積み上げ、階段状にびっしりと家が立ち並ぶ独特の景色です。

男木島は平らな土地がほとんどないため、限られた土地を活かしてこのようなウロコ状の家々が作られました。

路地

車も通れないほど幅の狭い石段や、迷路のように入り組んだ細い路地が島中に張り巡らされていて、昔から続く島の暮らしの知恵がそのまま美しい風景として残っています。

また、漁業が盛んなこの島では、昔から漁師町ならではの風景としてたくさんの猫が暮らしていました。

一時は島民の数を上回るほどの猫がいたこともあり、猫の島としてメディアで紹介されたことで全国から猫好きが訪れるようになりました。

たこアート

さらに2010年から3年に1度開催されている現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の会場になっており、アーティストたちの島の自然や古民家、地形を活かした作品が展示してあります。

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自由すぎる猫と絶品タコ天に大満足!男木島観光の散策レポート

ここからは、実際にぼくがフェリー「めおん」に乗って男木島へ上陸し、17時の最終便まで島を歩き回った様子をスポットごとにレポートしていきます!

港の玄関口「男木島の魂」と第一島猫がお出迎え!男木島観光スタート

ちなみにこの日の気温は36度。

日傘も日焼け止めも持たず、フェリーのデッキで浴びた潮風の塩コーティングだけで太陽に挑むという無謀なスタイルで男木島観光をスタート。

男木交流館

船から降り立った瞬間、まず目に入るのが、この「男木交流館」です。

実はこれ、スペインの芸術家ジャウメ・プレンサ氏が制作した「男木島の魂」というアート作品でもあります。

屋根

貝殻をイメージした白い屋根には日本語や英語、アラビア語など世界のさまざまな文字が透かし彫りのようにデザインされていて、太陽の光が差し込むと地面や水面に文字の影が映し出される仕組みになっています。

中は切符売り場になっていて帰りの切符はここで買うことができます。

ねこ

そして船乗り場からちょっと歩くと自由猫がお出迎えしてくれました!

日陰になっている緑色のベンチの上で、お腹を見せてコロンと寝転がっています。

近づいても逃げる様子はなく人懐っこい猫でした。

島のマップ

男木島にはバスやレンタサイクルといった移動手段がないため、島内の移動は完全に徒歩になります。

まずは島の最北端にある「男木島灯台」を目指して、片道約2キロメートルの道のりを歩くことにしました。

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お食事処「まどか」の絶品たこ天定食!男木島観光でランチ

まどか

男木島灯台に向かう前にまずは腹ごしらえです。

港のすぐ近くにある坂道を少し登ったところで、「ちょっとブレイクタイム お食事処 円(まどか)」という看板を見つけました。

宿泊もできる民宿で、男木島で獲れた新鮮な地魚料理が味わえるお店です。

席

まどかさんにはフェリーを降りてすぐに向かったので、窓際の「夕日の指定席」と書かれた特等席に座ることができました!

瀬戸内海

目の前には穏やかな瀬戸内海が一望できて、なんだか映画の世界に入り込んだような気分で食事が楽しめます。

今回注文したのは「たこ天定食1,800円」です。

たこ天定食

運ばれてきたお盆には、揚げたてのタコの天ぷらとインゲンの天ぷら、ご飯、お味噌汁、サラダ、そして小鉢に酢の物、メンマ、お漬物が並んでいます。

人間の好きな味がすべて詰まったようなラインナップです。

さっそく天つゆにつけてタコの天ぷらを一口食べてみると、これがもう、とんでもなく美味しいです!

たこ天ぷら

衣が薄くパリッと揚がっていて、中はほぼタコの身そのもの。

プリッとした弾力と噛むほどに広がるタコの旨味がたまりません。

箸休めで食べるインゲンの天ぷらも最高のアクセントになっていて、あっという間に完食してしまいました。

おまかせメニュー

実は贅沢におまかせメニューにしようかと思ったんですが、たこの誘惑には勝てず。

つぎ来たときは、おまかせメニューにしてみよう。

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男木島観光で外せない御影石の「男木島灯台」

男木灯台看板

お腹が満たされたところで、灯台道と書かれた看板を目印に港から2キロの男木島灯台へと向かいます。

「灯台まで1800m 灯台が君を待っている」といった手書きの温かみのある看板が道中にいくつもあるので、迷わずに進むことができます。

道

緑が生い茂る一本道を歩いていると、セミの声と海風が心地よくて、ゲーム「ぼくのなつやすみ」の世界をそのまま歩いているような懐かしい気分になりました。

海遠くから見た

港から40分ほど歩くと、視界がパッと開けて綺麗な海岸と男木島灯台が見えてきました!

少し遠い場所にあるので、道中は誰一人ともすれ違わず、この美しい景色を独り占め状態です。

男木島灯台

この男木島灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれている歴史ある灯台で、明治28年12月10日に初点灯して以来、100年以上にわたって瀬戸内海を行き交う船の安全を守り続けているそう。

全国的にも非常に珍しい、香川県特産の御影石を積み上げて作られた洋式灯台で、国の登録有形文化財にも指定されています。

キャンプ場

灯台のすぐ近くには自動販売機やレンガ造りのバーベキュー場、キャンプ場も整備されていました。

僕は自販機で冷たいマウンテンデューを買い、砂浜である計画を実行することにしました。

海

それは、誰もいない孤独な海辺で、太宰治の「人間失格」を読むというインテリな遊びです!

せっかくなら雰囲気のある岩場の穴ぐらの中で読もうと思って奥まで歩いていったのですが、岩の隙間を覗き込むと、無数のフナムシたちが先客としてビッシリと張り付いていました。

穴ぐら

さすがにちょっと怖くて中には入れなかったので、諦めて砂浜のど真ん中で日光を浴びながら読むことにしました。

結局、暑すぎて読書は断念し、腕を真っ赤に日焼けしながら港の方へと引き返しました。

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男木島観光で心の毛並みがツヤツヤに!豊玉姫神社の自由な猫たちと絶景

鳥居前

フェリー乗り場付近まで戻ってきて、次に向かったのは高台にある豊玉姫神社です。

豊玉姫神社は海の神様の娘である豊玉姫命をお祀りしていて、古くから安産の神様として島の人々に大切にされています。

そして何より、この神社の周辺は猫たちが集まるスポットとしても有名です!

踊り場 猫

神社の鳥居へと続く石段を登っていくと、ちょうど木陰になっている階段の踊り場で、茶トラの猫が気持ちよさそうに足を伸ばして寝そべっていました。

さらにその横を黒猫がトコトコと通り過ぎていきます。

猫

男木島の面白いところは、一般的な猫島のように何十匹もの猫が一斉に群がってくるのではなく、島の自然や風景に溶け込むように、あちこちに点々と猫がいるところです。

田舎道を散歩しているときに、たまたま野良猫を1匹見つけたときのあの嬉しい感覚が、島のいたるところで味わえます。

ぼくはこれを勝手に「心の毛並みがツヤツヤになる感覚」と呼んでいるのですが、人懐っこく足元にすり寄ってきてくれる猫や、後ろをトコトコとついてきてくれる黒猫もいて、本当に心が満たされました。

神社から絶景

また、豊玉姫神社の石段の上から振り返って見る景色は、男木島で一番の絶景です!

鳥居の向こうに、折り重なる家々の屋根と青い瀬戸内海が広がっていて、ぼくが今まで訪れた旅先の中でも1番か2番目くらいに好きな景色になりました。

神社

神社の境内も木々に囲まれて涼しく、アニメ「夏目友人帳」に出てきそうな、小さな妖怪がひょっこり現れても驚かないような穏やかな空気が流れています。

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屋根から足が10本!?男木島観光の締めくくりは「歩く方舟」と味わい深い路地裏散歩

海沿い

猫たちとたっぷり遊んだあとは、フェリーの出発までまだ1時間40分ほどあったので、漁港から海沿いの道をゆっくり散歩してみました。

すると、海に突き出た石積みの堤防の先に、なんだか不思議な展示が見えてきました。

アート作品

近づいて見てみると、白と青の模様が描かれた屋根のようなものに、なんと人間の足みたいなものが10本生えています。

こちらは美術家の山口啓介さんが制作した「歩く方舟」という瀬戸内国際芸術祭の立体作品です。

旧約聖書のノアの方舟から着想を得た作品らしい。

ポップな壁画

路地を歩いていると、年季の入った看板や可愛い猫のイラストが壁一面に描かれたお土産処、昔ながらの渋い路地とポップな猫アートが隣り合わせになっているのが男木島らしくて面白いです。

島内には1泊5,000円ほどから泊まれる民宿もいくつかあり、キャリーケースを引いた海外からの旅行者の方も楽しそうに路地を散歩してました。

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フェリーでの行き方や料金は?男木島観光のアクセス情報

高松港

男木島への玄関口となるのは、香川県高松市にある「高松港」です。

電車で向かう場合は、JR高松駅またはことでん高松築港駅から歩いて約5分という非常に便利な場所に船乗り場(雌雄島海運の客船乗り場)があります。

お車で向かう場合は、島内への観光客の車両乗り入れは基本的にできないため、高松港周辺のサンポート高松地下駐車場や近隣のコインパーキングに車を停めてからフェリーに乗船するのがスムーズです。

めおん号

高松港からは、赤と白のしま模様が可愛らしい雌雄島海運のフェリー「めおん」が毎日運航しています。

途中で隣の女木島を経由して男木島へと向かう航路になっていて、高松港から男木島までの所要時間は約40分です。

料金表

運航ダイヤは通常1日6往復で、高松港発が8時、10時、12時、14時、16時、18時10分、男木島発の帰りの便が7時、9時、11時、13時、15時、そして最終便が17時となっています。

乗船料金は、高松港から男木島までが大人片道510円・小人260円です。

船内

フェリーは予約制ではなく先着順での乗船となり、船内にはエアコンが効いた快適な客室もあるほか、ケージに入れればペットと一緒に乗船することもできます。

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猫とアートと瀬戸内の絶景に会いに!男木島観光のまとめ

男木島灯台

ウロコ状に連なる石垣と家々の街並み、青い海を背景に佇む男木島灯台、そして路地裏や石段の木陰でのんびりと過ごす猫たちの姿は、歩いているだけで心が軽くなるような魅力にあふれていました。

高松港からフェリーでわずか40分ほどでアクセスでき、日帰りでも十分に楽しめる島ですので、香川県を訪れた際はぜひ男木島観光へ出かけてみてください。

観光客もあまりいないのでかなりおすすめのスポットです!

「2026年7月26日訪問」

男木島の様子はYoutubeで公開してます。ぜひチェックしてみてください!

「男木島|はらふみYOUTUBE動画リンク」

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