人は誰しも生理的に感じる恐れや不安に思うことが何か1つはあると思います。
例えば、尖ったもの「先端」が苦手な人や、狭いところ「閉所」に不安を抱く人、そういった恐怖のアートを見れる展示会が2025年7月に東京都渋谷区で開催されていました。
そして今回、福岡県でも2026年10月10日から期間限定で体験型展示会「恐怖心展」を開催しているので、僕が行った東京都の「恐怖心展」をベースにどういう所なのかお話しします。
東京都で開催された恐怖心展のyoutube動画も、この記事の最後にリンクが貼ってあるので、どんなところか気になる方は、そちらも併せて見ていただければと思います。
恐怖心展はホラーではない別の怖さが分かる

福岡で開催されているこのイベントの前に、まずは体験型展示会「恐怖心展」とはどういう所なのかをお伝えします。
恐怖とは本能的に危険を感じたりすることだけでなく、他の人には平常に見えるものでも、自分にとっては怖く感じるものも対象です。
例えるならば蓮の実やツブツブしたものが集まっているものが苦手な「集合体恐怖症」や、自分よりも規格外に大きいものに不安を感じる「巨大物恐怖症」といったものです。
そのため、恐怖心展では通常のホラー体験とはまた異なる、知っているけれど自分以外の人が怖いと感じるものを見れ、自分が怖いと思うものを発見することもできます。

恐怖心展では、こういった不合理な恐怖を多くの人から集めて、アートクリエイターの方々が実際に形にした作品を堪能できる、かなり濃厚な展示会となっています。、
福岡県で開催の恐怖心展の場所・営業時間・料金
僕が行った恐怖心展は東京都渋谷区で開催されていましたが、今年は2026年10月10日から12月13日まで福岡県福岡市のイベントホールにて開催しています。
【住所】
福岡県中央区地行浜2-2-6 BOSS E・ZO FUKUOKA 6F
【入場料金】
・一般 2,200円
・高校生 1,800円
・小中学生 1,600円
ちなみにチケット購入方法は、メインは専用チケットサイトですが、チケットの残りに余裕がある場合に限り当日券売機があります。
【開催期間・時間】
・2026年10月10日~12月13日
・平日11:00~18:00
・土日10:00~18:00
最終入場は閉場する30分前となっているので、時間に余裕をもって来場をおすすめします。
次項では、僕が行った東京都渋谷区で開催されていたバージョンの恐怖心展の内容についてお伝えします。
恐怖心展で見れる「人形」「着ぐるみ」

会場に入ってみると通路の照明が点滅して、驚かしはないけれど何かが出てくるのではないか?というぞくぞくする恐怖心が沸きます。

最初に目に飛び込んできたアートは、おびただしい数の首やお道具を持っていない雛人形の周りにいる供揃え達です。
これは「人形恐怖症」(ペディオフォビア)という恐怖症なのですが、魂が宿っているのではないかと思えたり、こちらのアートに関しては首は存在しないものの覇気のない視線を感じたりします。
また、日本人形自体が怪談話やホラー映画などで使用される場面が多いことから、恐怖の記憶が定着していることもこの恐怖症の特徴です。

人形というと、他にもマスコットキャラクターなどの着ぐるみに対して怖いと感じる方もいますが、これは「着ぐるみ恐怖症」「マスク恐怖症」(マスカーフォビア)というものです。
着ぐるみは愛らしい見た目をしているイメージではありますが、例えば表情が笑ったまま固まっていたり、逆に無表情のまま顔が変わらないことから生き物として異常さを感じる方もいます。
また、着ぐるみの中に入っている人の正体がわからないため、何を考えているか想定できないことや、人形の頭や手足が想定されるサイズよりも大きいと、威圧感によって恐怖心が掻き立てられます。
不自然に散らばる恐怖「不潔」「廃棄物」

他にも恐怖心展では会場内のいたるところに恐怖心を掻き立てられるものがあるのですが、床に不用品のように置かれているものもあります。
僕が会場を歩いていて驚いたものは、汚れた畳のようなもので、こちらは実際に古いアパートで使用されていたものだそうです。
この畳に対する恐怖心は「不潔恐怖症」(マイソフォビア)というもので、汚れやカビなどの衛生的ではないものに嫌悪感を抱いたり、生理的に受け付けないといった恐怖症です。
僕が行った東京の恐怖心展は、この畳の上を歩かないと先に進めない構造になっていて、この畳の周囲からは古い家屋のような匂いもありました。

また、先に進むと食べたものや飲んだものの空き容器などが山積みになったアートがあり、こちらも実際にワンルームアパートから搬出されたものだそうです。
これは「廃棄恐怖症」(ディスポゾフォビア)という恐怖症で、この恐怖症は自分にとってまだ使うものかもしれないのに、捨ててしまったら自分の歩んできた存在の一部が失われてしまう事の恐怖とかなり複雑です。
僕から見たらゴミの山でも、廃棄恐怖症の方からすれば宝物や思い出を振り返られる大切なものなのかもしれません。
変わった展示会が好きな方にはこちらの記事もチェックしてみてください!視える人には見える世界を体験できるホラーな展示会になってます。

説明のつかない恐怖やその不合理さを体験しよう

今回こちらの記事でご紹介したのはほんの一部ですが、たくさんのアートが展示されているので、自分にとっては怖くなくても他の人からしたら怖いと思える作品があるかもしれません。
また、作品によっては匂いや音にもこだわりを感じますし、映像でも恐怖心をのぞき見することができるボリュームのある内容なので、ぜひ足を運んでみてください。
東京都渋谷区で開催されていた恐怖心展のyoutube動画はこちらのリンクから見ることができます。
「体験型展示会「恐怖心展」東京都渋谷区|はらふみYOUTUBE動画リンク」
Youtubeのコメント欄では、視聴者の方からたくさんの恐怖に対するコメントをいただきました。自分が日常で感じている恐怖と照らし合わせてみてください。
[2025年7月18日訪問]

